【本記事の概要】
✔公認会計士試験を受験しようか迷っている女性の方向け(その2)の記事
✔実際に社会人で合格された方が採っていた戦略を紹介!
今回は、下記⇩の過去記事の続編です
【目次】
1.女性の合格者の割合
前回の記事のおさらいですが、
現在の公認会計士試験の合格者の女性の割合は
約20%!!です
過去2年の、詳細な数値としては
・2019年試験:23.6%
・2018年試験:20.4%
ここのポイントは3%増加している点です
2.今後どうなっていくか
結論:今後10年以内に30%まで上がる
公認会計士試験(2次試験)に合格すると「日本公認会計士協会」という団体に登録することになります
その団体が、「2030年度までに公認会計士試験合格者の女性比率を30%へ上昇させる」という目標を発表しました
(以下参考までに)
https://jicpa.or.jp/cpainfo/introduction/cpa_women/
この目標を達成するために掲げている施策を見ましたが、要するに
・女性の受験者数を増やすことにより一層力をいれる
・そのために、試験に合格した後も「女性にとって働きやすい環境を整える」
・上記のことを多くの方に知ってもらう
の3点だと思います
3.注意点
以上から、今後「より多くの女性公認会計士に関する情報」が出てくると思います
なので、選択を失敗しない為に改めて「いかに難しい(大変な)試験であるか」は知っておいて頂きたいです
【4.の私の場合へ】
4.私の場合
私は、新卒で入社してからはじめて会計士になりたい、と思いました
これは、「何をやりたいか」を突きつめた結果、でした
その時に出た答えが「まず、会計士試験に合格する」でしたので、
もう、合格すると考えてました(笑)
なんで、試験の難易度は関係なかったんですね(笑)
・何がしたいか決まった
・そのためには会計士になる
・じゃあ会計士試験用の勉強スタートさせるために会社辞める
といった感じで、「難易度」は無関係な思考でした
ですが、今現在会計士試験を受けようか迷っている方は
私のケースを参考にせず、以下の難易度と特徴を確認しましょう!
5.難易度・特徴
【難易度】
・平均すると2~3年の勉強時間を要する
・合格率は約10%程度
・学歴はそこまで関係ない
・基本的に独学は難しい試験
・通常は予備校に申し込む
【特徴】
・1次試験に合格すると3回まで2次試験が受けられる!
・3回目でもダメだともう1度1試験から受ける必要がある
・1次試験は何回でも誰でも受けられる
6.個人的にアリだと思う戦略
上記の難易度と特徴を考えると、
戦略として、「1次試験に合格してから退路を断つ」でもいいかと思います
実際に、社会人の方でこのような戦略をとっている同期がいました
彼女の場合ケースを参考に書くと
・合格した時の年齢:29歳
・予備校の通信に通いながら、なるべく定時退社を心掛けた
・土日はどちらか一日は必ず休む!
・ただし、最初から短期合格は目指さない!
このメリットは、とにかく「精神的な安定」を得られる点
退路をたつ場合は、やはりある程度の覚悟が必要な分、会社から収入が得られることによる精神的な負担の軽減はでかい!
一方、デメリットは、なんといっても勉強時間の少なさ!
その同期もやはり、1次試験に受かるまでに4年かかったといってました
(2次試験含め5年)
メリット・デメリット両方ある戦略ですが、このようにまずは1次試験に特化する戦略は、勉強に専念できない状況であればあるほどリスクも小さいと思います
最後は本当に気休め程度ですが、
・仮に長期間勉強しても必ずビジネスに役立つ知識であることは間違いない!
・1次試験のみ合格し2次試験は諦めた方でも、履歴書には「公認会計士試験1試験合格」とかける
以上